「野ブタ。をプロデュース」最終回(青春アミーゴ)

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    いつものように、そう、いつの間にか3人でいるのが当たり前になった修二と彰と野ブタ。夢に出てきたサンタクロースの話題で盛り上がる。

    しかし、なかなか引っ越すことを話せない修二。
    そしてまだ、普通に笑えなかった野ブタ。

    彰はふたりにちょっと不満があった。
    それは、ふたりに名前で呼んでもらえないことだった。
    (彰を名前で呼ぼうということになったが、その「あきら!」っていう野ブタのしゃべり方が怒ってるような言い方で、思わず笑ってしまった。)
    野ブタはプロデュースの甲斐あって、今では学校中の人気者になっていた。

    彰の下宿に3人がそろっているときに、修二はとうとう思い切って引っ越すことを話す。それにショックを受けた野ブタは外へ飛び出してしまった。

    彰が野ブタを追いかけて出ていった後に、修二は彰の部屋で「野ブタが修二を抱きしめてる写真」を見つける。
    「あいつ・・知ってたんだ・・・」
    それを知りながら一緒に過ごしてきた彰の気持ちを思う。

    父親は修二のことを考え、高校も後1年だからここに残ったらどうかというが、修二は家庭のこと考えて自分だけ勝手なことは出来ないという。父親は人のことよりもまず自分のことを考えたらどうだという。修二は迷い始める。

    野ブタと彰は、一番辛いのは修二かもしれないと、修二に何かして欲しいことはないかと尋ねる。何もないという修二に、彰が冗談で「野ブタが巫女さんになって野ブタパワー注入してもらったら利きそうだ」との言葉に修二も「それは利きそうだ」としゃべったのを、野ブタは真に受けて?学校を飛び出して巫女のアルバイトをする。

    全速力で修二と彰の前に巫女さんの姿で現れた野ブタは息を切らしながら、「野ブタパワー注入」と決めポーズをした。マジでやってくれたの?というふたりに
    「あたし、何でもやるから、それくらい修二には感謝してるから・・・」という。
    走り去った野ブタを見て、バカだなあいつ・・、といいながら野ブタの思いを感じていた。

    引っ越すか残るか迷っていた修二だったが、弟が引っ越しにすごく不安になって泣いているのを見て、引っ越すことに決意する。それを彰に伝えた。
    「なんで、自分のこと、もっと大事にしないの?」
    「誰かのためにっていうのはさ、自分を大事にしてないって事なのかなぁ?・・・おれさ、野ブタのために一生懸命やってるときが、一番自分らしかったなぁって、思うんだ。おまえもそうじゃない?」
    同意を示す彰。

    「野ブタだってさ、誰かを喜ばそうとしてるときが一番、なんか、イキイキしてない?」

    野ブタは、あんなひどい目に遭いながらも蒼井かすみの家を訪ねて、意地悪してもいいから、全部受け止めるから、学校へ出てきて欲しいと説得する。
    バカだね、といいながらも野ブタのやさしさに蒼井の心も変わろうとしていた。

    巫女のアルバイト先で大切な木の枝を折ってしまった野ブタは、神主(ゴーヨク堂店主)にそれを折ると一番大切な人に罰が当たるいわれ不安になる。
    しかし神主はこのお守りをあげると回避できるとお守りを渡す。
    必死で二人を捜す野ブタ。野ブタの一番大切な人は修二と彰、しかしお守りは1個だけ。
    悩んだ野ブタはひとりだけを選べないとお守りを川に投げ捨てた。
    「3人で、罰、あたろう」


    転校のことはクラスに知られ、修二はみんなに「なんで言わないんだよ」と取り囲まれる。
    それを後ろで見ていた彰と野ブタ。
    「久しぶりだね、修二の周りに人がいっぱいいるの」
    「うん」

    偶然3人だけが教室にいたときに佐田教頭から1個ずつもらったマスコット人形。
    2個そろえると幸せになるという。

    クリスマスの夜、プレゼントの交換をした3人が、それぞれのプレゼントを開けてみると、3人とも中には佐田教頭からもらった幸せのマスコット人形が。
    3人ともお互いの幸せを思っていたのだ。


    その後で窓から外の雪を眺めて修二は野ブタに感謝の思いを伝えた。
    「俺さ、なんか、今まで人を好きになるって言うのは、いまいちちょっと分かんなかったんだけどさ。なんか、野ブタのおかげで、分かった気がする。なんか一緒にものを食べて楽しかったりとか、同じ景色を見て、わぁ、この景色、一生忘れないんだろうなぁとか、なんか、死ぬほど笑ったりさ。ときには心配とかしちゃったりもして。あと、もっと一緒にいたいなぁって思ったりさ。なんか、人を好きになるってそんなささやかなことだったんだなぁって、うん。

    ・・・この先、もし俺が誰かを好きになるたびに、野ブタのこと思い出すと思う。なんか全部、野ブタが教えてくれたんだなぁって・・・思い出すとおもう。小谷。ありがとうな」
    「あ、たしの方こそ、ありがとう・・・てしか言えないのが悔しい。いま思ってること全部伝わればいいのに・・・、どれだけ感謝してるか、ちゃんと伝わればいいのに・・・」
    「・・分かってる。うん、なんか、俺も同じだし。・・・・ちゃんと、マリ子にも伝えなきゃなぁ」

    修二はマリ子を以前約束した海に行こうと連れ出す。
    だけど向かっているのは休日の学校。不思議がるマリ子が連れて行かれたのはビーチをイメージして飾り付けられた2年B組の教室だった。

    「なんか、時間無かったからさ、海のつもりで、マリ子と弁当とか食べようかなぁって思って」
    「修二が作ったの?」
    「うん」
    校内放送で流れる波の音。
    放送室では野ブタと彰がふたりで波の音を演出していた。
    弁当を広げて向かい合う修二とマリ子。
    「寒くない?」
    「寒い。けど、なんか楽しい」
    「俺ってバカだよな、いっぱい時間あったのにさ。マリ子と楽しもうと思えばさ、いくらでも楽しめたのになぁって」
    「そんなこと思ってくれてたんだ・・」
    「今度会うときはさ・・もっと、マシな人間になってるつもりだから」
    修二をジッと見つめたあとで弁当のおかずを口に運んだマリ子。
    「ふ、美味しい!」
    「ホントに美味しい?」
    「うん。きっと忘れないと思うよ、この味」
    お互いの気まずさ、わだかまりが氷解したふたりは、料理の話題で盛り上がった。

    帰り際、野ブタに会ったマリ子は
    「小谷さん。さっきはありがとう」

    修二ナレーター:学校で最後に見たのは、マリ子と野ブタが楽しそうにしている風景だった。それは、なんだかとても・・とても幸せな気持ちにしてくれた。
    ―――自転車で帰る修二と彰。
    俺と彰はなんだか明日もあるように別れて、お互い一度も、振り返らなかった。 

    修二の引っ越しの日、別れを認めたくない彰は見送りに行きたがらない。

    それを見かねた平山のオヤジさんは
    「苦しいからって逃げてどうすんだよ。修二と会ったことも全部無かったことにするのか?苦しいことを投げ出すってことはさ、楽しかったことも全部投げ出すって事なんだぞ。いいのか!?」
    「・・無かったことになんて、出来ない、よ。」
    「じゃぁ、最後まで見届けろよ。な」

    引っ越しのトラックに乗り込み、走り出した修二の携帯電話が鳴る。
    左側を見ろという声に振り向くと、土手の上でクラスのみんなが手を振っていた。

    みんなで記念写真を撮ってつかの間、別れを惜しむ。
    ふたたび走り出す車から振り返るとみんなの一番後ろで、野ブタと彰が、がんばれとガッツポーズをおくった。


    転校先の初登校の日。
    教室の前で「桐谷修二です。よろしくお願いします」と言って顔を上げたとたん、修二は驚きを隠せなかった。

    新しいクラスの一番後ろにいるのは彰だった。
    「げ、幻覚???」
    新しい学校でも修二は彰に振り回されそうな雰囲気。

    一方、ひとり隅高に残った野ブタは普通の?笑顔で笑えるようになっていた。

    マリ子とふたりで廊下を歩いていた野ブタは突然立ち止まって
    「わたし、笑えてる?」
    「うん、笑えてるよ、ほら」と手鏡を差し出す。
    それを見てガッツポーズで屋上に走り出す野ブタだったが、
    「そうか、ふたりとも、もう居ないんだった・・・」

    ―――空席のままの修二と彰の机。
    野ブタは授業中にその席を見て修二と彰を思う。

    修二と彰の下校風景。
    「つうか、おまえ、なんで来たの?これでまた野ブタがひとりになっちゃたじゃんかよ」
    「野ブタが言ったんだよ。修二!と、彰!は、ふたりでひとつだって、さ」
    「野ブタが言った?」
    「私は一人で大丈夫よって」
    「あいつ、ほんとひとりで大丈夫なのかなぁ」
    「最初の三日は泣くけど、あとは絶対立ち直ってみせるのよ〜んて」
    「ねぇ野ブタ、そんなこと言ってたんだ」
    「ああ」
    「そっか・・」
    「なぁ、この空のず〜っと向こうにさ、野ブタが居るんだっちゃ」

    「ね、あの雲さ、なんか笑ってるように見えない?」
    「そう?」
    「ほら、あれだよ、あれ」と指さす修二。

    その空の向こうの隅校の屋上では野ブタが青い空を見上げていた。
    「わたし・・・笑えるようになったよ・・・。ちゃんと・・・笑えるようになったよ」

    空を見上げる野ブタの澄んだ目から一筋の涙がこぼれた。
    そして、野ブタはそっと微笑んだ。


    海辺に佇む修二と彰。
    「俺たちってさ、」
    「え?」
    波の音が激しい。
    「どこででも生きていけんだよなぁって」
    「なに?・・・どーん、聞こえねぇでしょうが。気になるだっちゃ」
    そんな彰を見て笑い出す修二。それを追いかけ制服のまま海に入り込んではしゃぐふたり。

    修二ナレーター:俺たちは、どこででも生きていける。 



    なんか盛りだくさんの最終回でした。紹介の文章も長くなっちゃいました。
    このドラマの終わり方は、野ブタとの別れはあったものの、孤独にまた自分の仮面を作り上げていくのではなく、かけがえのない親友を手に入れた終わり方になっていて、個人的には満足です。
    野ブタがまたひとりになっちゃったのはかわいそうですけど、修二はマリ子ともいい形で和解することが出来たし、クラスのみんなにも(蒼井かすみにも)惜しまれながら見送られたし、まずはハッピーエンドかな?
    野ブタの「わたし・・笑えるようになったよ・・」のシーンでは思わず泣けちゃいました。

    はじめは、野ブタがあか抜けていって人気者になるのかなぁと思っていましたが、野ブタは野ブタのままでキャラが変わらず人気者になっていったのがよかった。
    修二の「野ブタだってさ、誰かを喜ばそうとしてるときが一番、なんか、イキイキしてない?」っていう台詞も好きです。
    多分、人間って人のために何かをしてるときが一番輝いているんだと思う。
    結局、野ブタのおかげでみんなが変わっていったんだよね。

    いや〜、よかった、よかった。
    でも、また楽しみがひとつ減って寂しいです。

    「野ブタ。をプロデュース」第9話(別れても友達)

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      母が送ってきたチリの友情のお守り。
      修二はそれを彰と信子に渡す。


      クラスでは相変わらず無視されている修二だったが、
      それよりも気になるのは信子を絶望へ追いやろうとする蒼井かすみの存在だった。
      蒼井はそのためにおまえと仲良くして居るんだとは信子に言えない。

      そんな時、学校から帰ると修二の家に友達になりすまして
      蒼井が上がり込んでちゃっかり晩ご飯を作っていた。
      塾があるからとそそくさと帰った蒼井を追いかけた修二。
      「何がしたいんだ!」
      「私をプロデュースの仲間に入れくれたら何も言わないで小谷さんから離れてあげる。そうでなきゃ小谷さんにすべてばらす」という。

      それを修二から聞いた彰は憤慨するが、バラされてショックを受ける信子のことを考え、仕方なく蒼井を仲間に入れる事にした。

      蒼井は昼休みの突撃飯の決まり文句を考える修二と彰に
      自分じゃない自分を作るのがプロデュースだと言い
      蒼井はあか抜けない信子の服装やしゃべり方を変えた方がいいと言う。
      それを実行して見たがクラスのみんなからは、
      普通になってしまって面白くないと不評だった。

      信子は蒼井に前の方がいい、元に戻りたいという。
      修二も無理をしない方がいいと言い、蒼井と衝突する。

      彰には小谷さんと修二は出来てるんだと吹聴する蒼井。

      「ねぇ、小谷さんが桐谷君を抱いてる写真、見たんでしょ。なのに、なんでまだ桐谷君達とつきあえるわけ?ねぇ、苦しくないの?」
      「俺の中では、修二と野ブタは1番なの。俺自身は2番なの」
      「すっごい嘘つき。誰だって自分が1番に決まってるじゃん」
      「嘘じゃないよ。毎日楽しいのが大事でしょ。だから俺は、そっちを取ったの〜。
      つ〜かさ、根本的にやり方間違ってない?人は試すもんじゃないよ」
      「試すもんじゃないなら、何するもんなの?」
      「育てるもんだよ。愛を持って。じゃ〜ね」

      机の上に忘れたままの蒼井の化粧ポーチを見て信子ははっとする。
      化粧ポーチには今までプロデュースを邪魔されてきた忌まわしい黄色いペンキが付いていた。
      信子に問いただされた蒼井は、今までの嫌がらせは全部私がやったことと白状する。
      もっと親切にして一番効果的なところで叩き落としてやろうと思ったのに残念という蒼井にショックで涙に濡れる信子。

      それに手をさしのべたのはマリ子だった。

      「ずっと嘘つかれたまま仲良くしてた方がよかった?」
      頸を横に振る信子。
      「あたしも。本当のこと知ってよかった。嘘つかれるの寂しいもんね。」
      頷く信子。
      「でも、ずっと嘘ついてるのも寂しいかも」という信子の言葉に修二のことを思い出すマリ子。修二も辛かったんだと感じる。
      「・・・そうかもね」

      次の日、信子はショックから学校を休んだ。
      蒼井が信子にすべてを話したことをマリ子から聞いた修二と彰は憤慨する。
      「マリ子、ありがとうな」
      「小谷さんなら大丈夫だよ。時間かかると思うけど。ホントのことを受け入れるのは辛いけど、出来ない事じゃないから」

      家で涙に暮れる信子。
      修二と彰の訪問にも扉を固く閉ざして会おうとしない。

      翌日もまた学校を休んだ信子。
      信子に変わって「突撃飯」に出演する蒼井だったがクラスのみんなには不評だった。
      小谷が見たいというクラスの声を聞いて修二と彰はそれを撮って信子に届けようと考える。
      クラスからのけ者にされている修二だったが、思い切ってみんなに頼んだ。

      「・・・みんなに、頼み事があるんだけど・・。小谷・・このまま学校出てこなくなると思う。けど、みんなの声が届けば、また学校に出てくると思う。あいつはそう言うヤツだと思う。だから、みんなの声をカメラに移して小谷に届けたいんだけど・・いいかな。みんなが、俺の言う事なんて聞きたくないのは分かってる。けど、今回だけ・・、今回だけでいいから、聞いて欲しいんだ。お願いします」
      そう言って、クラスのみんなに深々と頭をさげ、そのまま修二は訴えた。
      「いま、こうして言ってる俺の言葉が、みんなに届いてないと思うと、恐いです。死ぬほど恐いです」

      静まりかえった教室。
      「届いてるよ。大丈夫、届いてるって」
      「なっ、何があったか知んないけどぉ、協力する?」
      「だな。小谷復活のためだもんな」
      「オッケー。じゃ、カメラスタンバイ!」

      みんなの小谷カンバック!!の声援が入ったビデオをみて涙を流す信子。

      ビデオに勇気づけられた信子は、また学校に登校してきた。
      それを快く思わない蒼井かすみは、何をたくらんでか
      何もなかったようにみんなと一緒に笑顔で小谷を迎える。

      彰「あいつ(蒼井)またなんかしでかすんかなぁ」
      修二「おびえてると思うんだ」
      彰「なんで?」
      修二「だから、俺たちに、ホントのこと言われるんじゃないかなぁって、おびえてると思う」
      彰「だったら、死んじゃう?」
      修二「追いつめられてさ、逆上しなきゃいいんだけどね」
      彰「なんか良く分かんないけど、めんどくさいヤツだよ」

      蒼井は信子を学校の屋上に呼び出す。
      彰と修二も屋上に駆けつけてきた。
      「何してんだよ」
      「蒼井さんが・・許して欲しいって・・許してくれなかったら、飛び降りるって」
      「どうする?許してくれる?くれない?」
      「飛び降りないで」
      「許してくれるんだ」
      「許せない。でも、飛び降りないで」
      「それはダメ。どっちかひとつだもん」と欄干に足をかける蒼井。
      「ちょっと待てって。おまえさ、ホントは許して欲しいなんて、思ってないんだろ?」
      「そうだよ。許して欲しくなんかない」
      「じゃさ、おまえ、何がしたいんだよ」
      「憶えてて欲しい。・・・イヤな思い出でもいいから、あたしが居たこと・・憶えてて欲しい。それだけ。じゃ〜ね」と蒼井は屋上から飛び降りた。
      そういう同じ夢を見た修二、彰、信子は気にかかり学校へ駆けつける。

      教室でひとり机にうつぶせている蒼井を見つける。
      「蒼井さん?屋上から飛び降りる夢見たの」
      顔を上げうなずく蒼井の瞳は濡れていた。

      信子は蒼井の手を握りしめて
      「よかった。・・生きてて、ホントによかった・・」
      それに何かを感じたらしい蒼井は、次の日、
      「仲間に入れてもらったけど、思ったより面白くなかった」
      と、3人のもとを去っていった。

      蒼井問題も一段落して、修二もみんなと話が出来るようになっていた。
      信子、修二、彰の絆もいっそう強くなっていった。
      しかし、修二の父の転勤が決まり、桐谷家は引っ越すことに・・・。


      なんか不思議ですね。
      ドラマの中だけじゃなく、アイドルだからって言うんじゃなくて、
      どんくさい野ブタが今はかわいい。
      「野ブタ。」を見てる僕たちもプロデュースにはめられてる?

      さて来週はいよいよ最終回。
      原作通り、修二は転校してしまう見たいですが、
      のけ者にされてリセットするため転校する原作とは違い、
      今週で、修二は自分で素直な思いをみんなに話すことで
      のけ者の立場を解決していますので、ホッとしました。
      原作のような終わり方はして欲しくないと思っていましたから。
      3人の別れはあるものの、すがすがしいラストになるのでないかと思います。

      「野ブタ。をプロデュース」第8話(いじめの正体)

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        修二を抱きしめたあの日から信子は修二を避け続けてる。
        あんなことしちゃったから怒ってるかもと思っていたらしい。

        野ブタのプロデュースを再開するべく再結成した3人。
        学校の帰り道で酔っぱらいにからまれるOLを助けようとした修二は
        反対に補導されてしまう。
        交番で相手を殴っていないと主張しても全然信じてもらえない。

        そして、何日か後、高校生が他校の生徒にからまれている所に遭遇するが、
        先日の交番の一件を思い出し関わらない方がいいと通り過ぎる。
        しかし、実はその高校生は同級生の谷だった。

        一方、信子は放送部の番組で、みんなの弁当を直撃する突撃飯なるものを始め、昼休みの人気番組になっていく。

        ところが「マリ子の弁当はうまかった」と言って教室に戻ってきた修二に
        みんなの冷たい視線が集まった。
        ちょうどTVの突撃飯ではマリ子の弁当が取材されていて、
        修二がマリ子と弁当を食べていない事がクラスにばれてしまう。
        それと同時に、からまれているのを修二が見捨てたと谷が話す。
        その日から修二はクラスのみんなから疎外されてしまう。

        何を言っても修二の言葉はみんなに届かない。
        屋上でひとりパンを食べる修二の後ろにそっと弁当を置いていくマリ子。
        (好きになる可能性が無いと言われても、やっぱり好きは好きなんですよね)

        そんな修二を陰からカメラで撮影している女生徒を見つけ
        逃げるそいつを捕まえてみると、それは信子の初めての友達のあおいだった。
        野ブタのプロデュースを開始したときから追跡していたという。
        今までの数々の嫌がらせはこのあおいだった。
        修二達とは反対に陰からマイナスのプロデュースを企てていた。

        屋上であおいに嫌がらせを辞めるように説得していたときに
        「小谷さんには死にたくなるくらい絶望してもらいたい」
        という言葉に、修二は逆上して思わずあおいの襟首を捕まえて詰め寄る。
        その場面を信子、彰、クラスのみんなに目撃されてしまう。
        あおいは、「お化け屋敷を壊したのはおまえだろうって・・私、何にもしてないのに」と、泣きながらみんなの同情を誘う。

        信子はそれを修二に問いかけるが、修二はそんなことは言ってないと話す。
        悩む信子だったが、修二のことを信じようと思う。

        そして彰の下駄箱には、修二を抱きしめる信子の写真が入っていた。
        ショックを受ける彰だったが、修二のことを信じていこうとする。

        あおいが仕組んで、亀裂が入りそうになった3人だったが
        信子の「信じれば、どんなことも解決できる。信じてください・・」
        その言葉に、ふたたび3人の友情は取り戻される。

        修二ナレ:誰にも信じてもらえなくても、ただ、こいつ等だけには信じてもらいたい。今も、この先も、すっと・・・。


        修二が同級生とは知らずに殴られている友人を見捨ててしまうところは
        原作よりはましに描かれてるように思います。
        交番で殴っていないと言っても信じてもらえなかったという一例があって
        そのために関わりを避けたという方が少なくとも原作よりはアリかなと。

        例の嫌がらせ女子高生がマリ子(戸田恵梨香)じゃなくてホッとしました。
        そっと修二の後ろに弁当を置いていくところがよかった。


        今回は信じることの難しさ、信じてあげることの大切さを考えさせられました。
        実際、僕らの周りにもよくあることですよね。
        ホントに信じていいんだろうか?と考えてしまうこと。

        「野ブタ。をプロデュース」も、残すところあと2回の放送です。
        TV誌によれば、3人には別れが訪れるようです。
        悲しいラストにならないことを祈ります。

        「野ブタ。をプロデュース」第7話(女を泣かす男)

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          「野ブタ。見てる人〜!」
          「は〜い!!」
          「今日も野ブタ。見る人〜!」
          「は〜い!」
          と言う感じで、我がスイミングでは視聴率ほぼ100パーセント。
          さて、そんな「野ブタ。をプロデュース」の第7話。

          野ブタを好きになってしまった彰が野ブタのプロデュースを抜けたことで、
          信子には一時休止とは言ったものの事実上はプロデュース終了。

          信子は友達になったカスミ誘われて放送部に入る。
          それを追って彰も共に放送部に入部する。
          3人でいることが無くなった修二は心のどこかに寂しさを感じる。

          クラスの友人と遊びまくる修二だったが
          「どうしたんだ?いつもの修二らしくないじゃないか」と言われ
          いつもの俺ってどんなだったっけ?と悩む。
          修二の脳裏に浮かぶのは信子と彰と3人でいた日々だった。

          放送部で信子がいきなりレポーターとして取材した物が昼休みに放送になる。
          信子のおどおどした仕草が女子にはかわいいと評判。
          クラス全員から拍手喝采を受ける。

          マリ子が来たのも全然気づかずにテレビに見入る修二に、
          他の男子生徒から好きだと告白され、どうしたらいい?と尋ねる。
          あいつは悪い噂ばっかりだから辞めた方がいいとごまかす修二に、
          「私たち、ホントにつき合ってるって言えるの?私、苦しいよ」
          と思いをぶつける。

          信子と彰の二人が気になる修二は放送部に顔を出す。
          放送コンクールに出す作品を作るために準備をしていた彰と信子。
          そして何故か修二も加わって、「私の好きなもの」を題材に取材に出かける。
          3人、各々撮った画像を視聴し、信子は修二の作品がいいという。

          修二の撮った画像を信子が編集して応募することに。
          暗くなった放送室に夜遅くまで残る信子と彰。

          「さっきから見てるの、修二が撮ったヤツばっかりじゃん」
          「うん・・・見るたびに好きになる」
          「す、す、す、好きって何よ、好きって・・・」
          「これ、人しか映ってないんだよ?知ってた?好きなものって人なんだよ?
          面白いよね。冷たそうに見えるのに、人が好きだなんて・・・。
          きっと周りの人をものすごく大事にする人なんだね。
          そのために嘘ついたり、すごい、我慢 したりしてるのが、これ見てると よく分かる。」

          修二に焼き餅を焼いた彰が、信子がちょっと居なくなった隙に
          そのテープをゴミ箱に捨てようとすところを信子に見られ
          「野ブタパンチ」を食らってしまう。
          パンチを食らった顔面よりも心が痛む彰だった。

          修二が撮影して信子が編集した作品は放送部でも好評だった。
          その夜、またも謎の女子生徒が登場。
          信子の編集したテープをめちゃくちゃに切り刻む。

          信子を泣かせてしまった彰は、女を泣かせるようなヤツは人を好きになる資格がないと、
          信子の事を一旦あきらめると修二に伝える。
          「俺、3人で居るときの野ブタが好き。大好き」
          彰は、いつしか信子が修二を好きになっているのではと感じ始めていた。

          彰はあきらめをつけるために休日の無人の学校で、
          放送室から全校放送をかけて「野ブタがすきだ〜!」と叫ぶ。
          「野ブタが読んでいる本が好きだ。野ブタが歩いている道が好きだ。
          野ブタがいる屋上が好きだ。野ブタが居るところは全部好きだ。大好き だ・・・」

          と、野ブタへの思いを語っていく。
          (人を好きになるって、こういう風にぜんぶがすきなるんですねぇ。)

          彰につき合ってそれを教室で聴いていた修二は、偶然バスケの朝練に来たマリ子と合う。
          放送を聴いていた修二に、
          「なに?これ・・・」
          「・・・さぁ?・・。おまえは?」
          「バスケの早朝練習なんだ。・・・じゃ〜ね」
          気まずそうに立ち去っていくマリ子。そして修二は決意する。
          「マリ子〜!」
          立ち止まるマリ子。

          「俺たち、ホントにつき合ってるのって、訊いたじゃん。
          おれさぁ、今まで人を好きになったって事がなくて・・。
          だから、マリ子のこと・・、好きだって思ったことが・・ないんだ。
          なんか、恋愛みたいに、自分をコントロールできなくなるのが、苦手って 言うか・・・。 そう言うのが嫌いで・・・。
          だけど、周りの奴らには、恋人が居るんだ・・っていうふうに、思われたくて・・、 それで、マリ子と一緒に、弁当食べたりしてた」

          「それは・・・、これからもそうなの?・・・。 この先・・・、あたしを好きになってくれる可能性は?・・・」
          「・・・・、ない・・・」
          その答えにショックを受けるマリ子。
          「ごめん・・・」
          そう言って、修二はマリ子の前を立ち去った。
          (恵梨香ちゃん、かわいそう・・・)

          夜の公園でがっくりと肩を落として座り込んでいる修二の姿が目にとまり、
          気になった信子は静かに近づく。
          「・・野ブタ・・・」
          「どうか・・したの?」
          「マリ子に・・ひどいこと言っちゃった。明日から・・、憎まれんだろうな、俺。 人にさ・・、人に嫌われるのって・・、恐いよな」
          背中から修二を抱きしめる信子。

          「大丈夫・・。誰も、嫌いになったりなんか・・、しないから」
          自分の大胆さに、はっと気が付き、
          「ごめん・・・、ごめんなさい・・・」
          といって走り去る信子。なにも言えなかった修二。

          修二:野ブタに抱きしめられて、初めて分かった。俺は、寂しい人間だ・・・。 


          仮面をかぶって生きてきた修二が、野ブタの前で初めて弱いところを見せた。
          修二もいつの間にか野ブタを好きになってるんじゃないのかなぁ。
          修二を抱きしめた野ブタ。なんか、いいなぁ。
          溢れる愛いっぱいで修二を包み込んでるようです。


          来週は、なんか原作に立ち返って、友人が殴られてるのを見捨てた(?)修二が、
          クラスから孤立してしまうみたいです。
          放送はあと2回でしたっけ?
          最後は原作とどのような違いにもっていくか、楽しみです。

          「野ブタ。をプロデュース」第6話(親と子の青春)

          0

            彰に会社を継げという父親に反発して家出。修二の家に転がり込む。
            彰が持ち込んだ持ち物の中に、彰手作りの野ブタマスコット。

            いつの間にか修二のカバンに彰が取り付けていた野ブタキーホルダーに、
            クラスの女子生徒が興味を示す。
            修二はそれを小谷(野ブタ)が作ったんだといい、
            学校で流行らせて野ブタの人気アップを図ろうとする。

            前回、噂で手痛い目にあったのを逆手にとって、
            逆に願いが叶う野ブタキーホルダーとして噂を広め学校で売り出す。
            それが予想外の売れ行きで修二達は大金を手にする。

            しかし、いつの間にかオリジナルより安く売ってる偽物の野ブタキーホルダーが出回り、オリジナルの売り上げが滞ってしまう。

            修二達は手に入れた大金を元手に今まで以上の物、
            ニセモノに負けないものを作って対抗しようとするが
            すでに野ブタキーホルダーの人気の波は無くなっていた。

            野ブタが人気者になって行くにしたがって
            彰は野ブタがみんなの人気者になることに切なさを感じていた。

            大枚はたいて作ったのにまったく売れなかった『新・野ブタキーホルダー』。
            修二は柄にもなく一生懸命取り組んだ分、ダメージが大きかった。
            「こんな事になるなら一生懸命やらなきゃよかった」と言う修二に
            信子(野ブタ)は「一生懸命になるのは、悪くない」という。
            そしてキーホルダーは、またも何者かの手によって
            黄色のペンキをどっぷりかけられ、めちゃくちゃにされる。

            「(ペンキを)かけてもらってよかったのかも。だって私たち、次に行かなきゃ」
            一方、会社を継げ、いや継がない、の彰と父親の争いが終着。
            昔の自分を思いだし、父は彰の思うようにさせようと考え直す。

            人気が無くなってしまった野ブタキーホルダーだったが、
            登校途中で見つけた誰かの宝箱の中に大事に入っていたのを見つけた。

            「私たちの作った物が誰かの宝に・・・、誰かの心の中に、残ったんだよ」
            宝物として誰かの大切な想い出になったことに3人は満足する。

            野ブタがメジャーになるにしたがって彰の心はせつなくなる。
            そして彰は修二に、野ブタがみんなの物になるのが苦しい、
            野ブタを自分だけの物にしたいからプロデュースを降りる、と告げる。


            今回の放送で随所に出てくる野ブタの、不器用だけど短い台詞。
            何かいいです。大切なことを思い起こさせてくれます。

            野ブタ。すごい成長してるじゃん。
            相変わらず表情は暗いキャラですが、考え方がポジティブになってる。

            彰に「と、と、と、友達が・・出来た・・」と報告した時の野ブタ。
            なんかすごくかわいい。

            まぁ、もともとアイドルだからね。

            さて、次週第7話は、いよいよ彰が野ブタに告白か〜!?

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