「野ブタ。をプロデュース」第9話(別れても友達)

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    母が送ってきたチリの友情のお守り。
    修二はそれを彰と信子に渡す。


    クラスでは相変わらず無視されている修二だったが、
    それよりも気になるのは信子を絶望へ追いやろうとする蒼井かすみの存在だった。
    蒼井はそのためにおまえと仲良くして居るんだとは信子に言えない。

    そんな時、学校から帰ると修二の家に友達になりすまして
    蒼井が上がり込んでちゃっかり晩ご飯を作っていた。
    塾があるからとそそくさと帰った蒼井を追いかけた修二。
    「何がしたいんだ!」
    「私をプロデュースの仲間に入れくれたら何も言わないで小谷さんから離れてあげる。そうでなきゃ小谷さんにすべてばらす」という。

    それを修二から聞いた彰は憤慨するが、バラされてショックを受ける信子のことを考え、仕方なく蒼井を仲間に入れる事にした。

    蒼井は昼休みの突撃飯の決まり文句を考える修二と彰に
    自分じゃない自分を作るのがプロデュースだと言い
    蒼井はあか抜けない信子の服装やしゃべり方を変えた方がいいと言う。
    それを実行して見たがクラスのみんなからは、
    普通になってしまって面白くないと不評だった。

    信子は蒼井に前の方がいい、元に戻りたいという。
    修二も無理をしない方がいいと言い、蒼井と衝突する。

    彰には小谷さんと修二は出来てるんだと吹聴する蒼井。

    「ねぇ、小谷さんが桐谷君を抱いてる写真、見たんでしょ。なのに、なんでまだ桐谷君達とつきあえるわけ?ねぇ、苦しくないの?」
    「俺の中では、修二と野ブタは1番なの。俺自身は2番なの」
    「すっごい嘘つき。誰だって自分が1番に決まってるじゃん」
    「嘘じゃないよ。毎日楽しいのが大事でしょ。だから俺は、そっちを取ったの〜。
    つ〜かさ、根本的にやり方間違ってない?人は試すもんじゃないよ」
    「試すもんじゃないなら、何するもんなの?」
    「育てるもんだよ。愛を持って。じゃ〜ね」

    机の上に忘れたままの蒼井の化粧ポーチを見て信子ははっとする。
    化粧ポーチには今までプロデュースを邪魔されてきた忌まわしい黄色いペンキが付いていた。
    信子に問いただされた蒼井は、今までの嫌がらせは全部私がやったことと白状する。
    もっと親切にして一番効果的なところで叩き落としてやろうと思ったのに残念という蒼井にショックで涙に濡れる信子。

    それに手をさしのべたのはマリ子だった。

    「ずっと嘘つかれたまま仲良くしてた方がよかった?」
    頸を横に振る信子。
    「あたしも。本当のこと知ってよかった。嘘つかれるの寂しいもんね。」
    頷く信子。
    「でも、ずっと嘘ついてるのも寂しいかも」という信子の言葉に修二のことを思い出すマリ子。修二も辛かったんだと感じる。
    「・・・そうかもね」

    次の日、信子はショックから学校を休んだ。
    蒼井が信子にすべてを話したことをマリ子から聞いた修二と彰は憤慨する。
    「マリ子、ありがとうな」
    「小谷さんなら大丈夫だよ。時間かかると思うけど。ホントのことを受け入れるのは辛いけど、出来ない事じゃないから」

    家で涙に暮れる信子。
    修二と彰の訪問にも扉を固く閉ざして会おうとしない。

    翌日もまた学校を休んだ信子。
    信子に変わって「突撃飯」に出演する蒼井だったがクラスのみんなには不評だった。
    小谷が見たいというクラスの声を聞いて修二と彰はそれを撮って信子に届けようと考える。
    クラスからのけ者にされている修二だったが、思い切ってみんなに頼んだ。

    「・・・みんなに、頼み事があるんだけど・・。小谷・・このまま学校出てこなくなると思う。けど、みんなの声が届けば、また学校に出てくると思う。あいつはそう言うヤツだと思う。だから、みんなの声をカメラに移して小谷に届けたいんだけど・・いいかな。みんなが、俺の言う事なんて聞きたくないのは分かってる。けど、今回だけ・・、今回だけでいいから、聞いて欲しいんだ。お願いします」
    そう言って、クラスのみんなに深々と頭をさげ、そのまま修二は訴えた。
    「いま、こうして言ってる俺の言葉が、みんなに届いてないと思うと、恐いです。死ぬほど恐いです」

    静まりかえった教室。
    「届いてるよ。大丈夫、届いてるって」
    「なっ、何があったか知んないけどぉ、協力する?」
    「だな。小谷復活のためだもんな」
    「オッケー。じゃ、カメラスタンバイ!」

    みんなの小谷カンバック!!の声援が入ったビデオをみて涙を流す信子。

    ビデオに勇気づけられた信子は、また学校に登校してきた。
    それを快く思わない蒼井かすみは、何をたくらんでか
    何もなかったようにみんなと一緒に笑顔で小谷を迎える。

    彰「あいつ(蒼井)またなんかしでかすんかなぁ」
    修二「おびえてると思うんだ」
    彰「なんで?」
    修二「だから、俺たちに、ホントのこと言われるんじゃないかなぁって、おびえてると思う」
    彰「だったら、死んじゃう?」
    修二「追いつめられてさ、逆上しなきゃいいんだけどね」
    彰「なんか良く分かんないけど、めんどくさいヤツだよ」

    蒼井は信子を学校の屋上に呼び出す。
    彰と修二も屋上に駆けつけてきた。
    「何してんだよ」
    「蒼井さんが・・許して欲しいって・・許してくれなかったら、飛び降りるって」
    「どうする?許してくれる?くれない?」
    「飛び降りないで」
    「許してくれるんだ」
    「許せない。でも、飛び降りないで」
    「それはダメ。どっちかひとつだもん」と欄干に足をかける蒼井。
    「ちょっと待てって。おまえさ、ホントは許して欲しいなんて、思ってないんだろ?」
    「そうだよ。許して欲しくなんかない」
    「じゃさ、おまえ、何がしたいんだよ」
    「憶えてて欲しい。・・・イヤな思い出でもいいから、あたしが居たこと・・憶えてて欲しい。それだけ。じゃ〜ね」と蒼井は屋上から飛び降りた。
    そういう同じ夢を見た修二、彰、信子は気にかかり学校へ駆けつける。

    教室でひとり机にうつぶせている蒼井を見つける。
    「蒼井さん?屋上から飛び降りる夢見たの」
    顔を上げうなずく蒼井の瞳は濡れていた。

    信子は蒼井の手を握りしめて
    「よかった。・・生きてて、ホントによかった・・」
    それに何かを感じたらしい蒼井は、次の日、
    「仲間に入れてもらったけど、思ったより面白くなかった」
    と、3人のもとを去っていった。

    蒼井問題も一段落して、修二もみんなと話が出来るようになっていた。
    信子、修二、彰の絆もいっそう強くなっていった。
    しかし、修二の父の転勤が決まり、桐谷家は引っ越すことに・・・。


    なんか不思議ですね。
    ドラマの中だけじゃなく、アイドルだからって言うんじゃなくて、
    どんくさい野ブタが今はかわいい。
    「野ブタ。」を見てる僕たちもプロデュースにはめられてる?

    さて来週はいよいよ最終回。
    原作通り、修二は転校してしまう見たいですが、
    のけ者にされてリセットするため転校する原作とは違い、
    今週で、修二は自分で素直な思いをみんなに話すことで
    のけ者の立場を解決していますので、ホッとしました。
    原作のような終わり方はして欲しくないと思っていましたから。
    3人の別れはあるものの、すがすがしいラストになるのでないかと思います。

    コメント
    とにかく泣いちゃぅんだよぉ!!

    知らないうちに気がついたら涙が溢れ、こぼれていました。
    ハッピーエンドでしょうか?
    野ブタとは離れちゃったケド、笑顔の野ブタ。
    マサシク青春そのもの((>‐<
    • みさき
    • 2006/01/08 10:34 PM
    コメントありがとう。
    最終回の方じゃなくてこっちに来たのは「想定外」でした。
    最終回の「野ブタ。」の涙には、とうとう耐えきれずに泣いてしまったのでした。
    なんか、寂しさが残ったラストでしたが、各自が一歩踏み出せたと言うことでとりあえずはハッピーエンドじゃないかな?
    • あらいぶ
    • 2006/01/09 11:24 PM
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    もう物語も大詰め☆☆ 少し寂しく思った野ブタ。をプロデュース第9話(=゚ω゚)ノ 今回のタイトルは【別れても友達】 タイトルもちょっぴり寂しめですね(´・ω・`) いつも通り箇条書き+αで感想書きました。
    • ぽいぽいぽぽいぽい・⌒ ヾ(*´ー`)
    • 2005/12/11 3:30 AM
    アロハ♪GOです! 人は試すもんじゃないよ。育てるもんだよ。愛を持って!                         by 彰 オレ、ドラマ好きなんだなあ。 とくに、?野ブタ。?みたいなドラマに出逢うと 心底、ドラマつくりて〜。てなカンジ!
    • 文才がなくても描けるドラマ脚本術
    • 2005/12/13 3:46 AM
    修二(亀梨和也)は彰(山下智久)と信子(堀北真希)を屋上に連れ出し、 「何?」彰が言う。 修二はぶたの人形を信子と彰に渡す。 「チリのお見上げ。」 「足、三本しかないよ。
    • 私でもいいですか?新館
    • 2005/12/13 5:23 AM

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