ザ・ベンチャーズ

と聞けば、みなさんは何の曲を思いだすだろう?


おおかたの人は

「ウオーク・ドント・ラン」
「ダイヤモンド・ヘッド」
「パイプライン」


この辺だと思う。


僕も確か中学校2年生の時だったと思う。
夏休み、北海道の従兄弟のうちに遊びに行って、
適当に選んで聴いたレコードが「ザ・ベンチャーズ」だった。

その中でも、鳥肌が立つくらい感動したのが
「十番街の殺人」だった。

こんなインパクトのある曲は初めてだった。


当時は、それはベンチャーズが作ったものだと思っていました。
でも、違ったんですね。

ベンチャーズそのもののオリジナル曲というのは案外少ない。
ベンチャーズの素晴らしさというのはなんと言ってもアレンジでしょうね。


『十番街の殺人』というのは元々は
リチャード・ロジャースとローレンツ・ハートが書いたミュージカル曲だそうです。



原曲はこんな感じなんですよね。
(うちのメンバーも、たぶん原曲は聞いたことがないと思う)



http://jp.youtube.com/watch?v=OzbyLALChcU



それをエレキサウンドにアレンジしたのがミック・ロンソン。



http://jp.youtube.com/watch?v=2BSPAAQ23hE&eurl

これは割と原曲をそのままエレキサウンドにした感じですね。



原曲をとどめないくらいにアレンジしてるのがこちら、
「ザ・ベンチャーズ」の『十番街の殺人』




http://jp.youtube.com/watch?v=MQ4fNADpVak&eurl



ベンチャーズがアルバムに収録したのが1965年。
ミック・ロンソンがアルバムを出したのが1974年。
エレキサウンドにアレンジしたのは、ベンチャーズの方が先みたい。

こうやって聴いてみると、
どうしたらこんな風に変わっちゃうんだ?ってくらい、
ベンチャーズのアレンジはインパクトがあります。

ちなみにこの曲は、バッハのカンタータを取り入れたのでは?
とも言われていますが、そう言われてみれば確かに・・・・。



ロックのインストと言う形を取っていますが、
ベンチャーズ・・・実はかなり高度な音楽だと言うことが分かります。

やっていくとますます奥が深い。

ベンチャーズの曲をベンチャーズらしく弾く。

案外、これが一番難しいんですよね。

Comment
(伍玖肆はゴクシと読みます)
今頃なんですが...

野崎孝 訳の「ライ麦畑でつかまえて」でハードカバー版では42ページに出てくる『十番街の虐殺』とは「十番街の殺人」のことかどうかご存知でしょうか??
第1刷が1985年ですからベンチャーズの曲が有名だった筈ですが訳者は知らなかったというのも考え難(にく)いのです

[594]
  • 伍玖肆
  • 2010/05/11 11:52
■伍玖肆さん
ごめんなさい。
「ライ麦畑でつかまえて」は読んでいないのでよく分かりません。
でもslaughterは殺戮と訳しますから、
そうかもしれませんね。

ただ、元々はベンチャーズの曲じゃなくてミュージカル曲なんで、
本の中で書いているのはそっちの「十番街の殺人」のような気もします。
  • あらいぶ
  • 2010/05/11 14:42
あっなるほど
疑問氷解
サリンジャーの「ライ麦畑でつかまえて」は1951年ですがベンチャーズが「十番街の殺人」を出したのは1965年ということはストラドレイターが口笛で吹いたのは原曲であるブロードウェイミュージカルの方ですね
それなら野崎訳が「十番街の虐殺」になっててもいいのでは
村上春樹訳の「キャッチャー・イン・ザ・ライ」を図書館で確認してきましたが『十番街の殺人』としてありました
これだと全くベンチャーズサウンドを想起してしまうので村上春樹訳は逆に妥当ではないと考えます
[594]
  • 伍玖肆
  • 2010/05/12 19:44
■伍玖肆さん
たいしたお力になれなくてスイマセン。(^_^;)

でも疑問が解けたようで良かったです。

今度読んでみようかな、「ライ麦畑でつかまえて」。
  • あらいぶ
  • 2010/05/12 20:11
いえいえ
こちらにあったベンチャーズの「十番街の殺人」の発売年のデータで分かったんですよ
野崎訳は1985年ですが
その本の野崎教授の解説をよく見たら
原作は1951年だったんです
それならベンチャーズの曲を想起してしまう「十番街の殺人」と訳したのでは却って宜しくないと野崎教授は考えたのではないかと

しかし朝鮮戦争当時の米国若者言葉を何とか日本語に移そうとした野崎訳と現代若者言葉に移してしまった村上訳の両方とも白水社から出ているってのがなんとも...

[594]
  • 伍玖肆
  • 2010/05/13 07:39
■伍玖肆さん
わざわざありがとうございます。

洋書は訳し方でガラリと印象が変わりますからね。
ほとんど直訳のような読みづらいものもありますし。
原作がどんなに良くても、
訳がまずかったら途中で投げ出したくなります。(笑)
  • あらいぶ
  • 2010/05/13 21:20





   
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