「愛しの座敷わらし」 荻原 浩

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    JUGEMテーマ:読書


    読もう読もうと思いながらずっと購入しそびれていた本です。
    2008年4月の発売だからもう2年近くなるんですね。

    以前読んだ「押入のちよ」がすごく面白くて、
    そんな感じを想像して楽しみにしていたんですがちょっと違いました。
    「ちよ」とは違って言葉もしゃべらないし、特にこれと言ったリアクションもしない。
    タイトルは「愛しの座敷わらし」だけど、
    ストーリーの主体になっているのは高橋一家。

    食品メーカーの課長を務める高橋晃一は課長職だが、地方への転勤を命じられた。
    実質左遷とも言える田舎町への転勤。
    単身赴任も考えたが2世帯の生活となると生活費もかさむ。
    やむなく晃一の転勤に伴って妻の史子、長女の梓美(中学生)と長男の智也(小学4年)、
    そして痴呆気味の晃一の母・澄代が共に引っ越すことに。

    引っ越し先は晃一が独断で選んだ築130年のかやぶき屋根にトタンをかけた古い家屋。
    そこには紺色の着物を着た、女の子か男の子かよく分からない小さな先住者がいた。
    崩壊寸前だった高橋家が、座敷わらしを中心に家族の絆を取り戻していく。
    座敷わらしはやっぱり幸せを招くのか?

    だけど、それには悲しい過去があった・・・・。


    「押入のちよ」的なものを期待していたので、ちょっと肩すかしを食らったけど、
    これはこれで面白く読ませてもらいました。
    「ちよ」の前にこれを読んでいたら、もっと面白く読めたんでしょうけど、
    変な先入観が入っちゃっていたからね。

    最後はちょっと「やっぱりね」と思っちゃいましたけど、
    この続きがあっても面白いかもしれない。



    評価:
    荻原 浩
    朝日新聞出版
    ¥ 1,890
    (2008-04-04)
    コメント:何をするわけでもなく、ただそこにいるだけで崩壊寸前の家族を再生させちゃった。(笑)座敷わらしはやっぱり幸せを呼ぶ?「押入のちよ」ほどの面白さはなかったけど、やっぱり面白い。


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    荻原浩著 「愛しの座敷わらし」を読む。 このフレーズにシビれた。  『無理』ってのは、言葉でいうもんじゃなくて、するもんなんだぞ [巷の評判] かみさまの贈りもの〜読書日記〜では, 「“家族の絆の再生”という、よくありがちなテーマだったので先が読めてしまい
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