JUGEMテーマ:カメラ


ペンタックス645のあとに、
さらに大きなカメラをと思って購入したのが、
ブロニカGS-1という6×7サイズのカメラでした。
(15年くらい前の話ですけど)


ZENZA BRONICA GS-1 (AEセット)

これを購入した理由は、
半切や全紙サイズに写真を引き延ばしたときに、
両端が削られることなく、撮ったそのままで写真にできるから。


本来はハッセルブラッドのようにファインダーを上から覗くタイプにものですが、
これはAEプリズムファインダーとワインダーを付けたAEセット。
ワインダーと言っても手巻きですが。(笑)
それでもハンドルでクルクル回すよりは効率的でした。
AEシステムは中央部重点測光なので、シビアな局面では露出計が必要です。

感覚的にはマニュアルの35ミリ一眼レフをバカでかくした感じです。
重さは2キロほどもあるので手持ち撮影はちとキツイですが、
それでも速いシャッタースピードなら手持ちで撮影もできます。

撮影時のミラーアップの「バコッ」っていう音は中判ならでは。
ショックは少ない方だと思うけど、それでもここ一番の風景では、
ぶれ防止のためにミラーアップをしてからシャッターを押してました。

レンズの選択も分かりやすかった。
画角はほぼ35ミリカメラの2倍なので、
35ミリカメラで50ミリレンズなら6×7判では100ミリレンズ。
普段は35ミリカメラで撮影しながら、
ここはしっかり押さえたいという時には6×7判で、という感じで撮影してました。

使用するフィルムはカートリッジタイプの35ミリ(右)に対して、
中判ではシートタイプを巻いただけのブローニーフィルム(左)を使用します。



フィルムの違いも大きいけど、
中判6×7のひとコマ分の表面積は35ミリの約4倍。
画素数に例えるなら1200万画素と300万画素。



この原盤の大きさの違いが、
引き延ばしたときに歴然とした画質の違いになります。


ただ持ち運びは大変でした。
カメラ本体に、50、65、100、200ミリのレンズに×1.4のテレコン。
それをアルミケースに入れていたんですが、
肩に食い込むその重さは、長い距離を歩くときには苦痛意外の何ものでもない。(笑)

それでも中判カメラの良さは、その画質の良さ、発色の良さ、ボケの美しさ。
35ミリと比較した場合はまさに感動ものでした。
そしてレンズシャッターなので、フィルムバック交換で感度変更ができたこと。
ISO800のフィルムを使ったって原盤が大きいから、
引き延ばしてもさほど気にならない。(笑)

フィルム代、現像・プリント代と言ったら、かなりお金もかかるので
デジカメに慣れてしまった今では使うこともないけど、
時々あの感触が懐かしくなります。

Comment
篠山紀信ばりのプロ顔負けの代物ですね♪

宝物としては飾っておきたいカメラですね!

デジカメもいろんなのがありますからね♪

大事にして下さい!
  • ボス
  • 2010/04/02 13:48
■ボスさん
お久しぶりです。

これはデジカメじゃないよ。
35ミリの2倍くらいの幅の、
ブローニーフィルムを使用して撮ります。

今では使う人も少なくなって、
中古品もかなり安くなってしまいました。
お金がかかりすぎるからね。
  • あらいぶ
  • 2010/04/02 19:39
はじめまして。ただ今、このGS−1で撮りまくり中です。ブローニーの画質の良さに感動してから、中判カメラの保有台数も2桁を越えました。フィルムの素晴らしい諧調表現の味わい深さは、デジタルカメラでは得られないものです。四つ切り以上にプリントれば、違いが歴然と判りますよ。古くとも、技術の完成されている中判カメラは信頼性も高いです。ブロニカGS−1は、写真でなく絵を撮れるという感覚だと思います。
  • フジ
  • 2014/03/20 16:36
■フジさん
フィルムは経費がかかって大変ですよね。
特にブローニーはお金がかかるし、その割に枚数は撮れない。
最中の頃は現像代だけで3〜4万でした。
今ではとてもそんなに使えません。(^^;)

デジタルも最近はフィルム以上に解像度が良くなりました。
それに合わせてレンズも高性能になってきました。
ラボ任せのポジとは違って、
自分で気に入った雰囲気が出せるというのがいいです。

ただ、ダイレクトプリントした時の、
ポジのあの渋い感じは魅力ですよね。
  • あらいぶ
  • 2014/03/20 22:00
あらいぶさんへ

ご返事ありがとうございます。
デジカメも高級機ならば、とても便利で優れてもいます。
方や、ブローニーは、ワンショット、100円もかかります。
ですから、一枚一枚、真剣に撮影します。

私は、ネガ撮りが専門なので、キャノン9000Fでスキャンしいてます。これだと、多少の画質劣化はあると思います。そして、気に入ったものを写真店で四つ切に焼いてもらいます。ネガは調布まで送られるそうです。出来上がった作品は、スキャン画像よりももちろん上です。そして、四つ切の中で良いものを、さらに半切に焼きます。

GS−1の優れた点は、ハンドグリップを使えば、スナップ写真も楽々撮れることです。マミヤRB、RZでは、むづかしいと思います。

ブローニーで撮影すると、とくに味わい深い雰囲気が表現できます。デジカメで綺麗にシャープに撮るのとは異なります。両者の使用目的と表現方法は違うのではないでしょうか?

こちらのフォト・コンテストに作品を応募しました。
うめ、さくら部門のみです。
私の作品を探し当てて下さい。

http://www.ataminews.gr.jp/


  • フジ
  • 2014/03/24 17:03





   
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